イタリア館だけでも行く価値あり!?
前々からイタリア館の展示が凄すぎる。調べると現地へ行かないと観れない『ファルネーゼのアトラス』、『キリストの埋葬』など展示がとにかく豪華と聞いていて。
普段、歴史に興味なく博物館にも行かない僕ですが、万博開催期間終了まで展示をするみたいで。なかなか予約も取りずらいと聞き当日の待機時間4時間半、、、
更に今月18日、ミケランジェロの彫刻『キリストの復活』が公開されたとも聞き😲
これは観なきゃと早々に決心。正午10分過ぎから気合で列に並ぶ。
館内に入ったのが4時40分頃。最後尾の時間予想通りに長時間並びました。正直に申し上げると舐めてましたわ😅

入館すると大きなシアタールームへ。約10分の上映です。
終わるとスクリーンの先に数多のイタリア館の展示物エリアへ。

最初のエリアは『ファルネーゼのアトラス』が一番、存在感が大きくお出迎え。
他には『伊東マンショの肖像』があります。

バチカンエリアではカラヴァッジョ『キリストの埋葬』が。こちらは、絵から伝わる物があるというか、絵画初心者の僕ですら惹きつけられました。

次に最近公開され、僕も一番観たかったミケランジェロ『キリストの復活』。これは見応えある!!!

続いてレオナルド・ダ・ヴィンチ『アトランティック・コード』の素描。これは1人写真1枚とじっくり見物する方が多く少し並びました。ダビンチと聞くと、僕は昔の全日空モヒカン塗装(現在のANA)を思い出しますね。とても緻密に描かれていて感動。

ここを抜けるとメイン展示エリアが終わり、イタリアの産業について紹介エリアがあります。
エレベーターか階段で3階屋上庭園に上ります。庭園にはレストランもあり、テラス席のある落ち着いた空間でお食事ができます。
今度、一度レストランにも伺ってみたい。売店のピンサは日本館の予約時間が迫ってたので次回に✋
日本館は主催国だけに見応え十分!!!
続いては日本館。ここは7日前抽選で当選していました。
館内は『Plant、Farm、Factory』の3つのフロアで構成されていて、どのエリアからも入ることができますが、僕は入場列通りに進むとFactoryエリアから見学。

早速中に入ると、スタッフの人が作業しているエリアに。小さなロボットも動いてて、さまざまな装置がたくさん。何やら製造している模様。しばらく眺めてました。
ドラえもんが日本のものづくりについて紹介するコーナー。
改めて日本のものづくりの技術力の高さを再認識させられました。

当パビリオンも万博後、ほとんどの部分が再利用されることが決まっています。

日本らしいシンプルな水を使ったアート『珪藻土で作られた円盤状のキャンバス』。

タンクの中で微生物達がごみを発酵するイメージを表現した『光のガーデン』
無数の光が暗い空間を照らし、しばらく足を止めてしまうほど綺麗。

微生物によってプラスチックが分解されていく工程が展示されてます。

日本館中央にある微生物とろ過によって浄化された水を蓄えた『巨大な水盤』。
生憎、日が暮れた後なので水の透明感が分かりづらかったですが、夜の照明がなんとも幻想的でこれはこれでとても良かった。

日本館一番の目玉である火星の石。
一部触れるコーナーもあり、メインの火星の石は1人写真1枚までと決まっています。

最後のFarmエリアでは藻類たちをイメージしたキティちゃんが壁両面に勢ぞろい😲
こんなにも藻にも種類があるとは!!!キティちゃんで藻をイメージするという斬新さも驚きだ!!!

最後は『いのちみなぎる藻のカーテン』。
下が鏡になっており、無数の藻たちが空間を漂ってるようで、とても幻想的と同時に未来のエコ循環のあり方を知る良い機会になりました。

モノの循環を肌で感じながら、最新の日本も感じられる展示内容でした。
まとめ
イタリア館は建物・展示物・動線が他のパビリオンより細かく計算されているように感じた。
展示物はどれも本物で普段、現地に行かないと観れない作品がこの万博で観れるとはさすがイタリアと言いたい。レストランメニューも会期中、イタリア各州の本格的な料理が味わえるので食でもイタリアを感じに訪れたいですね。
日本館は主催国だけあって建物・展示スペースがかなり広い。
3つのエリアはできたら順番に見ることをオススメします。
『ドラえもん』、『キティちゃん』など日本でおなじみのキャラクターによる展示紹介は老若男女、海外の方にも親しみがあり日本カルチャーが世界的に受け入れられていると改めて再認識。
シンプルで日本らしさ『和』と『新』の融合が感じられました。
最後にこの日、初めてドローンショーを観賞しました。
世界の最新技術が見られる万博らしいフィナーレでした。
